プレシーズンマッチ 浦和レッズvsサガン鳥栖

2011年02月13日(日) 14:03キックオフ
ベストアメニティスタジアム
観衆:7,575人
天候:晴れ時々曇り
主審:前田拓哉

PSM サガン鳥栖戦ハイライト動画






鳥栖戦後ペトロヴィッチ監督のコメント




私たちは、4時間もかけて、ここへ試合に負けるために来たわけではありません。なので、試合の結果についてはものすごく残念に思いますが、前半の内容についてはすごく満足しています。たくさん、ボールを支配できましたし、サイドチェンジ、ボールを持っていないときのプレス、そういった今までやってきたことは試合で見られたと思います。左であれば原口元気、右であれば田中達也に、大きなサイドチェンジから1対1でチャンスを作る、そこから得点に絡むプレーもできたと思います。
ただし、失点については、自分は満足できないやられ方だったという印象です。

【質疑応答】
(失点が満足できないということでしたが、もう少し具体的にいうと?)
「個人の名前を挙げるのは控えさせていただきます。私たちは全員で試合に勝って全員で試合に負けるという考え方を持っていますから。ただし、コーナーキックで相手の選手がフリーでヘディングできるという状況では、何かおかしいことが起こっているということだと私は理解しています。必ず、一人一人、自分の責任のあるマークをしっかりつかむ、相手にヘディングをさせない、そういうことを約束事としてやってもらわないと、せっかくいい内容で試合を進めてきているのに、そういった失点で試合を台無しにしてしまいます。そういうことはチームとして、自分としては納得がいきません」

(今日は日本代表の2人がいませんでしたが、彼らが戻ってくることによって改善できる点はありますか?)
日本代表の柏木と永田ということですが、スピラノビッチもオーストラリア代表から、最近合流したばかりなので、その選手たちが入ったからといってすぐにチームによくなるというよりは、彼らもチームに慣れる時間が必要だと思っています。チーム全体もまだ3週間しか準備をしていないのでこれからもう少しずつ、チームを良くしていくということを考えています。今、何かの大きな大会の決勝戦に負けたという、そういう雰囲気ではないことを理解してください。そして一人一人、選手はよく取り組んでくれていますので、小さなミスをなくして、20時間かけてバスでここに応援に来てくれたサポーターのためにも、今日の小さなミスから選手は学んで、またよくなっていけばいいと思います」

(今日は途中からマルシオ リシャルデス選手がトップ下からボランチにポジションが変わりました。監督は両方のポジションで起用していく考えですか?)
「マルシオを守備的なMFで使う意図というのは、自分の中ではそういった考えではなく、青山がケガ上がりでまだ2週間しかグループと一緒に練習をしていないので、今日の試合に勝ちにいくために、そのまま続けて無理をしてケガをしたりすると困るので交代させました。たまたまそこにマルシオが入ったという形です。もちろん田中達也もそうです。ケガ上がりで、ものすごくいい選手で、そのまま続けてプレーして、試合で勝たせるよりは、選手を大事に、ケガをさせないように交代させた、という意図があります。明日も試合がありますので。